アルファジーニアスの坂下絵美です。

英国の教育専門誌「Times Higher Education（THE）」が発表した2026年版の世界大学ランキングで、東京大学が26位に入りました。前年の28位から上昇し、日本勢としては健闘しましたが、上位10校はオックスフォード大学・MIT・ケンブリッジ大学・プリンストン大学など英米勢が独占。アジアでは清華大学や北京大学がトップ10目前に迫り、世界の教育競争はますます激化しています。

こうしたニュースを見てみなさんはどう感じられるでしょうか？
「やっぱり海外大学はすごい」
「東大がランキングアップした！やっぱり東大はすごい！」
「海外大学なんて遠い存在」
「日本でトップですら26位...やはりこれからは海外大学だ」
いろいろな感じ方があると思います。

今日は、私が大学受験のみならず、その後の、（おそらくもっともっと重要な将来に関わる）就活、社会人のキャリア、彼らの成功例、悩みを見ている経験からも、大学選びの本質をお伝えします。

学力偏重でも、放任主義でも伸びない

いま、子育ての両極端が見られます。
これまでは中学受験で御三家、筑駒、灘など→東大というのがトップ王道でしたが、昨今海外大学への希望者も増えたり、海外大学に沢山の生徒を輩出する国際系の学校の影響もあると思います。

結果として「英語・課外活動・海外体験を重視する国際派教育」、もう一方では「中学受験・偏差値至上主義」、極端にいうとこの偏りがとても大きいなあと思います。実際のところ、実際に世界で活躍する人たちは、そのどちらか一方に偏ってはいません。
思考力・表現力・行動力といった非認知スキルはもちろん大事です。けれど、その土台となるのは“学力＝考えるための基礎体力”です。
英語やプレゼン力だけ磨いても、「情報を整理し、論理的に考え、数的に裏づける力」がなければ世界の舞台では通用しません。
逆に、知識だけ詰め込んで“答えを出す訓練”しかしていない子も、大学に入ってから思考停止してしまう。
要は、“頭の良さ”と“使える思考”を両輪で育てることが必要とても大事なのです。
聞いてみると当然、、、のことですが実際にやるのは大変だし、「うちのコは東大に入れるほど勉強ができるわけではない。大変そうだし、海外大学へ・・」とお考えの方も実際にはいることと思います。

世界のトップ大学が重視する「問いの力」

オックスフォードやMITなどのトップ校では、授業で「先生が正解を教える」ことはほとんどありません。
代わりに問われるのは「Why?（なぜ？）」と「How?（どうする？）」です。
つまり、“答えを探す力”よりも、“問いを立てる力”が評価されます。
ここで重要なのは、問いを立てる力にも知識と思考の土台が必要ということです。
脳科学的にも、「知識×経験のネットワークが豊かな子ほど創造的に考えられる」ことが分かっています。
ですから、「好きにやらせる」「興味のあることを伸ばせばいい」だけでは限界があるのです。

「信じて伸ばす」×「戦略的に導く」—それがアルファの教育

アルファアカデミーでは、「子どもの自主性を信じる」ことと同時に、「世界で戦える力を設計的に育てる」ことを大切にしています。
私自身、多くの東大・海外大合格者の学習・キャリアを見てきて感じるのは、“戦略的に支えられた自由”こそが才能を最大化するということ。
たとえば、
・思考力の土台となる算数・国語の先取り。
・英語は文法と語彙を体系的に積み上げながら、アウトプットへ。
・課外活動や探究学習も、“何を学び取るか”という目的意識を明確に。
脳科学の視点でも、こうした「努力の方向を設計してあげること」が子どもの達成感と自己効力感を高めることが実証されています。

世界で通用する子どもに必要なのは「バランス感覚」

東大やMITといった大学の差は、単なるランキングの差ではありません。
それは、“教育設計の差”です。
知識・思考・表現・行動・メンタル、どれか一つではなく、すべてをつなげるバランスの力。
アルファアカデミーでは、受験のための勉強を超え、世界で戦える人材としての総合的な「頭の使い方」を育てています。
「大学ランキング」は一つの目安ですが、子どもの未来を決めるのは順位ではなく“思考の設計”です。
正しい方向に導かれた努力は、必ず才能を開花させます。

今すぐご相談ください

アルファジーニアスでは、中学受験・高校受験・海外進学・ボーディングスクール・IB・大学受験まで、お子さまの個性に合わせて「世界で通用する教育戦略」を一緒に設計します。
脳科学×教育戦略×キャリア設計のプロが、学力と将来の可能性を最大化します。
👉 無料相談はこちらから
>https://genius.alpha-academy.com/