「海外の現地校に通う15歳の息子に、SATも日本の受験もしっかり準備させたい」このご相談に、本気で答えます

Emi Sakashita
α事務局

「海外の現地校に通う15歳の息子に、SATも日本の受験もしっかり準備させたい」——このご相談に、本気で答えます

アルファジーニアス|学びの設計図

いただいたご相談

「海外の現地校に通う高1の息子がおります。
海外大学を目指しつつ、日本の大学受験も選択肢として残しておきたいと考えています。
夏休みの間に理数科目の先取りを進めたいのと、SATの準備も始めたいのですが、英語がネイティブほどではなく不安があります。
坂下さんがおっしゃっている「海外大を目指すにしても学力はしっかりつけるべき」というお考えに共感しています。
先取りプログラムの詳細をお伺いできればと思い、ご連絡いたしました」

このご相談、最近非常に増えています。海外在住のご家庭から、毎月のようにいただくパターンです。

先に言います。このお母さんの判断は、正しい。

なぜ正しいのか。そして具体的に何をどう準備すべきか。脳科学と18年間の実務経験からお話しします。

海外にいる日本人の親御さんが陥る、2つの危険なパターン

海外現地校に通っている日本人家庭の多くは、二つのパターンに分かれます。

パターンA:「海外大に行くんだから、日本の勉強はいらない」

これが一番多い。そして一番危険です。

海外大の入試は、SATのスコア、GPA、課外活動、エッセイ、推薦状の総合勝負です。「課外活動やエッセイで差がつく」と思って学力を後回しにする親御さんがいますが、逆です。学力は大前提であり、足切りです。

トップ校に出願する学生は全員、SATで1500前後を持っています。この土俵に乗れなければ、課外活動がどんなに素晴らしくても書類で落ちます。

パターンB:「日本に帰るかもしれないから、日本の塾のオンラインだけやらせておこう」

これも危険。日本の塾のパターン暗記をオンラインでやらせているだけでは、海外大の出願に必要な力——英語で考え、書き、語る力——が一切育ちません。SATのスコアも上がらない。

このお母さんは、AでもBでもない。「海外大を目指しながら学力をしっかりつけて、日本の大学も残す」。これが最も賢い戦略です。

なぜか。

2026/06/11 15:58:21
Emi Sakashita
α事務局

「学力をしっかりつける」が、どのルートでも最強である理由

ここが核心です。

深い学力——概念を理解し、自分で考え、応用できる力——があれば、海外大でも日本の大学でも、どちらでも戦えます。

数学を「なぜこうなるか」まで深く理解している子は、SATのMathでも日本の入試数学でも強い。英語で論理的に考えられる子は、SATのReadingでもエッセイでも面接でも強い。

逆に、試験ごとに別々の「対策テクニック」を積み上げるやり方は、時間の浪費です。 SAT対策、日本の共通テスト対策、海外大のエッセイ対策……それぞれ別の教材で別の時間にやっていたら、24時間では足りません。

一つの「考える脳」を鍛えれば、どの試験にも対応できる。 これが「学力をしっかりつける」の本当の意味です。

SATのReading——問題は「英語力」ではなく「読みながら考える力」

SATのReadingは、ネイティブではない子にとって最大の壁です。

ただし、ここで誤解しないでほしいことがあります。

現地校に通っていてある程度英語ができるお子さんがSAT Readingで苦戦する原因は、「英語力が足りない」ではないことが多い。

SATのReadingで問われているのは、文章の構造を分析し、著者の論理展開を追い、根拠に基づいて選択肢を絞る力です。これは批判的読解力(critical reading)であり、英語の語彙力や文法力とは別の能力です。

脳科学的に言うと、これは前頭前皮質——情報を保持しながら操作し、判断する機能——が担っています。

単語帳を100冊やっても、この回路は鍛えられません。

大事なのは、「読みながら考える」訓練です。「この段落は前の段落とどう関係している?」「著者はなぜここでこの例を出した?」「選択肢AとBの違いは何?根拠はどこにある?」

英語の「処理速度」ではなく、英語で「考える深さ」を鍛える。 これがSATスコアを本質的に上げる方法であり、同時にエッセイ力や面接力にも直結します。

理数科目の先取り——「日本式の先取り」では通用しない

夏休みに理数科目を先取りしたい。これは正しい判断です。先に進んでおくことで、学年が始まったときの立ち上がりが圧倒的に楽になる。

ただし、先取りの「中身」を間違えると、時間をかけた割に効果が出ません。

日本式の先取りは「公式を覚えて問題を解く」。海外の理数教育で求められるのは「概念を理解し、自分の言葉で説明し、未知の文脈に応用する」。

パターン暗記の先取りでは、現地校の授業やテストで通用しません。

「なぜこの公式が成り立つのか、自分の言葉で説明して」
「もしこの条件を変えたら結果はどう変わる?」
「この実験データから何が言える?」

覚えた知識を「使わせる」先取り。 これが海外の理数教育で結果を出すための唯一の方法です。

この力がつけば、現地校のテストでもSATのMathでも、日本の入試数学でも全部強くなります。「試験ごとの対策」ではなく「脳の回路そのもの」を鍛えているからです。

課外活動は「やる」のではなく「学びから自然に生まれる」

海外大の出願では課外活動も重要です。少しだけ触れます。

多くの学生が「課外活動のリスト」を埋めようとします。ボランティア、部活、インターン。数を揃える。

海外大のアドミッションが見ているのは、リストの長さではありません。

「この子は何に本気で取り組んで、そこから何を学んだのか」です。

理系志望のお子さんなら、授業で興味を持ったテーマを深掘りして自分でリサーチプロジェクトを立ち上げる。仮説を立て、実験し、失敗し、修正し、まとめる。

このプロセスそのものが、海外大のエッセイのネタになるし、面接で語る「自分のストーリー」になる。

つまり、深い学力を鍛える過程で、課外活動のネタは自然に生まれます。 学力と課外活動を別々のタスクとして並べる必要はないのです。

表面的に「やりました」を並べるより、一つのテーマに本気で取り組んだ子の方が、アドミッションには遥かに刺さります。

脳科学的に、15歳の夏は「黄金のタイミング」

15歳——G10——の脳は、思春期の真っ最中にあります。

この時期、脳では「シナプスの第二の刈り込み」が進んでいます。幼児期に大量につくられた神経接続のうち、使われている回路は強化され、使われていない回路は消えていく。

この時期にどんな知的刺激を入れるかで、高校以降の思考力の天井が決まります。

「パターンを覚えて再現する」刺激だけを入れていたら、その回路だけが太くなって、「自分で考える」回路は痩せていく。

逆に、「なぜ?」「もし違う条件だったら?」「自分はどう考える?」という刺激を入れていれば、前頭前皮質の「考える回路」が爆発的に太くなる。

15歳の夏に正しい刺激を入れれば、17歳でSATを受けるとき、18歳で大学に出願するとき、22歳で就活するとき、すべてが加速します。

この夏をなんとなく過ごすか、「考える脳」を本気で鍛え始めるか。その差は、想像以上に大きい。

アルファで何が起きるか

代表TJが進路を設計します。 ゴールドマン・サックスIBD出身、シカゴMBA。海外大と日本の大学の両方を視野に入れた出願戦略を、キャリアの出口まで逆算して設計します。「この子の理系の強みを活かすなら、どの大学のどのプログラムが合うか」「日本の大学を併願するなら、どのルートが効率的か」。

私が学力を鍛えます。 東大で脳科学、コロンビア大学で臨床心理学。お子さんの認知特性を見立てて、理数科目の先取り、SAT対策、日本の入試に必要な基礎力を、一つの「考える脳」として統合的に鍛えます。

そしてTJと私みたいな大人と、毎日やりとりするんです。

海外にいながら、日本語で本気の知的対話ができる環境がどれだけ貴重か。「世界で通用する考える力」と「日本語での論理的思考力」の両方を毎日鍛えられます。

私がチューニングしたAIも24時間伴走します。時差があっても関係ありません。お子さんの認知特性に最適化された完全個別設計です。

教科ごとにバラバラの対策塾に通う必要はありません。SAT対策、理数先取り、日本の入試準備、課外活動の設計——すべてアルファで一本化できます。

この夏に始める意味

夏が過ぎて学年が始まってからでは、日々の授業と宿題に追われながら「先取りも、SAT対策も、日本の受験準備も」となり、すべてが中途半端になります。

この夏に「考える脳」の土台を作っておけば、学年が始まってからの勉強が全部加速します。

お子さんの現状——英語力、数学力、理科の基礎力、認知特性——をまず見立てさせてください。その上で、海外大+日本の大学を見据えた設計図を、TJと私で一緒につくります。

海外にいるからこそ、アルファで鍛えられることがあります。まずはご相談ください。

2026/06/11 15:58:29
Emi Sakashita
α事務局

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アルファジーニアス 公式サイト

坂下絵美(さかした・えみ)
女子学院→東京大学理科二類現役合格→東京大学大学院薬学系研究科(池谷裕二研究室・脳科学/海馬研究)→コロンビア大学教育大学院(臨床心理学)。アルファ・アドバイザーズCOO。アルファは18年間で累計8,000名以上の学習設計・キャリア支援の実績。海外大も日本の大学も、「考える脳」があればどちらも突破できます。お子さんの脳を本気で鍛えたい方、お待ちしています。
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2026/06/11 15:58:34

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