【英国名門ボーディング:ラグビースクールタイ校ウェビナー振り返り!】学費半額で、最高峰の英国教育を!オックスフォード、ケンブリッジ、アイビーリーグ、東大早慶等大学受験も圧勝!医学部にも多数進学!

Emi Sakashita
α事務局
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英国名門ボーディング:ラグビースクールタイ校。学費半額で、最高峰の英国教育を。オックスフォード、ケンブリッジ、アイビーリーグ、東大早慶等大学受験も圧勝!医学部にも多数進学!

坂下絵美(アルファジーニアス)

はじめに

アルファジーニアスの坂下絵美です。

女子学院から東大理二に現役合格し、東大大学院では薬学・脳科学を研究、そのあとコロンビア大学教育大学院で学びました。アルファアドバイザーズで18年以上、勉強・受験・キャリアのアドバイザーとして累計8万名以上の方をサポートしてきました。

最近、ボーディングスクールのご相談が非常に多いです。

「イギリスの名門校に入れたいけれど、学費が高すぎる」
「距離が遠くて、何かあったときにすぐ行けない」
「日本の学校に通わせながら、海外進学の道も残したい」

こういうお悩みを毎週のように伺います。

そこで今回、英国の名門ラグビースクールのタイ校(Rugby School Thailand)から、入学・マーケティング担当ディレクターのポール・コア氏をお招きして、オンラインで対談ウェビナーを行いました。学校の全体像から、学費、進学実績、入学審査、日本人生徒の様子まで、たっぷりお話を伺いました。

録画はYouTubeで公開しています。この記事を読んでから見ていただくと、内容がよく分かると思います。

▶ ウェビナー動画(YouTube):

この記事では、ウェビナーの内容をまとめつつ、私が日本のご家庭に「ここは押さえてほしい」と思うポイントを加えてお伝えします。


1. まず「THE NINE」の話から

ラグビースクールの話をする前に、英国のボーディングスクールの序列について少しだけ説明します。

英国には「THE NINE(ザ・ナイン)」と呼ばれる9校があります。1861年から1864年にかけて、英国政府がクラレンドン卿を委員長とする王立委員会(クラレンドン委員会)を設置し、当時の英国を代表する9つの名門校を調査しました。その9校が、1868年のパブリックスクール法で正式に「パブリックスクール」として位置づけられました。英国で「パブリックスクール」という言葉が公的に定義されたのは、このときが最初です。

その9校がこちらです。

学校 創立 主な卒業生
イートン・カレッジ 1440年 英国首相を20名輩出。ボリス・ジョンソン、デービッド・キャメロン、ウィリアム王子
ウィンチェスター・カレッジ 1382年 リシ・スナク(元首相)
ウェストミンスター・スクール 1560年 クリストファー・レン、ジョン・ロック、ニック・クレッグ
チャーターハウス 1611年 ジョン・ウェスレー、ベーデン・パウエル
ハロウ・スクール 1572年 ウィンストン・チャーチル、ジャワハルラール・ネルー
ラグビー・スクール 1567年 ネヴィル・チェンバレン、ルイス・キャロル、ルパート・ブルック、サルマン・ラシュディ
シュルーズベリー・スクール 1552年 チャールズ・ダーウィン
セント・ポールズ・スクール 1509年 ジョン・ミルトン、サミュエル・ピープス
マーチャント・テイラーズ・スクール 1561年 エドマンド・スペンサー

このうち7校がボーディング(寄宿)校、セント・ポールズとマーチャント・テイラーズの2校は通学校です。

英国の政治家、経営者、学者、作家、そして王族の多くが、この9校のどこかを出ています。「英国のエリート教育の原点」と言っていい学校群です。

そして今回ご紹介するラグビースクールは、このTHE NINEの一つです。


2. ラグビースクール英国本校とは?

ラグビースクールは1567年創立。450年以上の歴史があります。

この学校を語るときに欠かせないのが、19世紀の校長トーマス・アーノルドです。1828年から1841年まで校長を務め、「学力だけでなく、人格と信仰と紳士としての振る舞いを育てる」という教育改革を行いました。
この改革が英国のパブリックスクール全体のモデルになったと言われています。卒業生トーマス・ヒューズが書いた小説『トム・ブラウンの学校生活』は、アーノルド校長時代のラグビースクールを描いた作品です。

もう一つ有名なのが、ラグビーというスポーツの発祥です。1823年、この学校の生徒ウィリアム・ウェブ・エリスがフットボールの試合中にボールを抱えて走り出したのがラグビーの始まり、という伝説があります。
校内のグラウンド「The Close」は今も「ラグビー発祥の地」として残っています。ラグビーワールドカップの優勝トロフィーが「ウェブ・エリス・カップ」と呼ばれるのは、このためです。

卒業生には、英国首相ネヴィル・チェンバレン、『不思議の国のアリス』のルイス・キャロル、詩人ルパート・ブルック、詩人で教育者のマシュー・アーノルド、作家サルマン・ラシュディ、児童文学作家アーサー・ランサムなどがいます。

現在は男女共学の寄宿・通学校で、13歳から18歳の生徒が学んでいます。近年の実績も見ておきましょう。

  • 2024年はオックスフォード9名、ケンブリッジ5名、合計14名がオックスブリッジに合格。医学、工学、PPE(哲学・政治・経済)、コンピュータサイエンスなど幅広い分野です
  • 2025年のA-Level・IBの上位グレード(A*/A相当)は60%
  • オックスブリッジ志望者向けに「Scholars' Pathway」という専用プログラムがあります

そして学費です。2025/26年度の寄宿生の学費は1学期あたり19,640ポンド、年間で55,056ポンド(VAT込み)です。日本円で1,000万円を超えます。 さらに2025年1月から、英国政府は私立校の学費に20%のVAT(付加価値税)をかけるようになりました。ここ数年で英国のトップ校の学費は急激に上がっています。

「この学校に、半分くらいの学費で通えたら」

それがタイ校です。


3. ラグビースクールタイ校の全体像

ここからはウェビナーでポール・コア氏が話してくださった内容をまとめます。

コア氏は2021年からラグビースクールタイ校の入学担当ディレクターを務めています。奥様は同校の副校長(Assistant Head)で、ご自身のお子さん2人もこの学校を卒業されています。保護者として、教員の家族として、そして職員として、三つの立場から学校を見てきた方です。

基本情報

  • 2017年開校。英国ラグビースクールの最初のパートナー校です
  • 場所はタイのチョンブリー県。バンコクから車で約70分、バンコクの空港から約100kmです
  • 2歳から18歳まで。完全に英国カリキュラムで、英国と同じようにIGCSE、A-Levelを学びます
  • 生徒数約1,200名、スタッフ400名、うち教員250名。教員のうち約150名が外国人教員で、ほとんどが英国出身です
  • 男女比はほぼ半々。生徒の6割以上が外国籍、約4割がタイ人。約50カ国の生徒がいます。日本人家庭は全体の5%弱です
  • 授業はすべて英語です
  • 教員1人あたり生徒9人。クラスは10人から最大でも20人程度です
  • キャンパスは80エーカー(約32ヘクタール、東京ドーム約7個分)。アジアでも最大級で、タイでは最大です。湖、森、マウンテンバイクのコースがあり、プールは4つあります

ここが他のインターナショナルスクールと違うところ

コア氏が「良い学校と、素晴らしい学校の差」として挙げたのが、この点です。

良い学校はどこも、学力も課外活動も教員の質も揃っています。卒業生も良い大学に行きます。それは当たり前です。

ラグビースクールが違うのは、学力に加えて「自立心と人格(Independence and Character)」を育てるための時間と場所を持っていることです。

1. 1日が長い

朝8時に登校して、シニアの生徒が帰るのは夕方6時近くです。午後4時半から6時までは、生徒が自分で選ぶ「エンリッチメント」の時間。スポーツ、音楽、アート、アウトドア教育、コーディング、模擬国連など、1学期に300以上の活動があります。この課外プログラムは英国系インターナショナルスクール協議会(COBIS)から表彰されています。

日本で言えば、放課後に塾や習い事に送り迎えする時間を、すべて学校の中で専門の先生と一緒にやってしまう、というイメージです。

2. 5歳から専門教科の先生が教える

数学、英語、美術、デザイン、コンピュータ、歴史、地理。どの教科も、その教科の資格と経験を持つ先生が教えます。5歳からです。「その教科が大好きな先生」に教わるから、子どもも好きになる、という考え方です。

3. スポーツ校だと思われがちだが、音楽と芸術も同じ重み

名前がラグビーなので体育会系だと思われますが、音楽の個別プログラムはかなり本格的です。楽器ごとに専門の先生が来ます。

4. 寮はBeacon校(模範校)

全校の約20%、シニアスクールでは約30%が寮生です。10歳から寮に入れます。寮は英国式のハウス制で、ハウスペアレントと呼ばれる先生が家族と一緒に寮に住んでいます。「他の学校が寮の運営を学びに来る」Beacon校としてCOBISに認定されています。

寮のプランは3種類です。

  • 週3泊まで(パートボーディング)
  • 週5泊まで(ウィークリーボーディング)
  • 週7泊(フルボーディング)

5. 英国政府系の学校監査で最高評価

直近の監査では、英国政府のBSO(British Schools Overseas)とISQM(International Schools Quality Mark)の監査チームが1〜2週間かけて授業を見て回りました。結果は最高ランクの「Gold」。しかも生活指導、学業、課外活動のすべての分野で「Outstanding(極めて優れている)」の評価でした。

6. 卒業生は英国本校と同じ同窓会に入る

ラグビースクールタイ校の卒業生は、英国本校の同窓会「Old Rugbeians」の一員になります。450年分の卒業生ネットワークです。就職や進路で、この人脈が使えます。

7. 姉妹校との交流

2023年には千葉県柏の葉に「ラグビースクールジャパン」も開校しました。タイ校、日本校、英国本校の3校で生徒交換プログラムが動いています。2024年からはYear 9の生徒20名が英国本校で学び、英国本校の生徒20名がタイ校に来る交換留学が始まりました。2026年にはドバイ校とベトナム校(ハノイ)も加わり、グループ全体が拡大しています。


4. 進学実績。ここが一番聞きたいところだと思います

「環境が良いのは分かった。でも大学はどこに行けるの」

これが日本の親御さんが一番気にするところです。私もそうです。数字を見てください。

A-Levelの結果

2025年のA-Levelは、全グレードのうち51%がA*またはA、92%がA*からCでした。英国の全国平均を大きく上回っています。BSOの監査報告書でも「生徒の学力の伸びは国際平均を大幅に上回る」と評価されています。

進学先

コア氏の話では、卒業生の約50%が英国の大学、約20%がタイのトップ大学に進みます。残りはアメリカ、カナダ、オーストラリア、ヨーロッパ、そして日本です。

具体的な進学先として公表されているのは、ケンブリッジ大学、LSE(ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス)、UCL、インペリアル・カレッジ・ロンドン、アイビーリーグのブラウン大学、トロント大学、メルボルン大学などです。

日本人生徒についてコア氏が話していたのは、15歳から18歳の間に2〜4年在籍して、LSEなどの英国トップ大学に進むパターンです。日本の学校から比較的良い英語力で入ってきて、在学中に英語を仕上げて、A-Levelで出願する流れです。昨年は英国の大学ではなく、日本の大学に戻った日本人生徒もいたそうです。

医学部・歯学部は出願者全員にオファー

ここは特に強調しておきます。

ラグビースクールタイ校は、2018年にシックスフォーム(Year 12〜13)が開設されて以来、医学部・歯学部に出願した生徒全員が合格オファーを得ています。 医学部志望者向けの「Med Soc」というプログラムと、医学部面接(MMI)の模擬面接が徹底しています。タイのマヒドン大学医学部をはじめ、英国や海外の医学部にも進んでいます。

コア氏も「歯学部と医学部は特に強い」と言っていました。

オックスブリッジ対策

学校としてオックスブリッジ志望者向けに、専門教員による学術サポート、EPQ(拡張プロジェクト資格)、エッセイコンテスト、リーダーシップの役職など、出願書類に書ける経験を積む仕組みを持っています。「Ask Better Questions(もっと良い問いを立てる)」という思考訓練の取り組みもあります。

進路指導の仕組み

コア氏の説明で印象的だったのが、進路指導の早さと体制です。

  • Year 3(7〜8歳)から「将来何になりたい」と聞き始める
  • Year 10(14〜15歳)で科目選択。ここから本格的に将来を考える
  • Year 12(16歳前後)で「何を目指すのか」を絞り込む
  • 最終学年の前年の11月から出願準備開始。パーソナルステートメント、UCAS出願、米国大学の個別出願をそれぞれ進める
  • 進路指導チームには、米国大学担当、英国大学担当(複数)、タイ大学担当、オーストラリア大学担当のカウンセラーがいる
  • 生徒、学校、家庭の三者で「トライアングル」を組んで進める

出願は通常5校。「1校はケンブリッジ、スタンフォード、プリンストン、オックスフォードのような挑戦校、何校かは現実的な学校、1校は滑り止め」という組み方です。

そして、コア氏がはっきり言っていたのが、この言葉です。

「全員がハーバードに行くわけではありません。ハーバードに入れなかったから失敗だ、と感じてほしくない。それぞれの生徒にとっての成功の形は違います。私たちがやるのは、その生徒が『自分の成功』を感じられるように準備することです」

これは、日本の受験の考え方とはだいぶ違います。私はこの考え方に強く賛成です。この点はあとで少し書きます。

東大・早慶についての補足

A-Levelは世界で最も認知された高校卒業資格の一つです。日本でも、東京大学のPEAK(英語で学ぶ学部プログラム)、慶應のPEARLやGIGA、早稲田の国際教養学部など、英語で出願できる学部はA-Levelで出願できます。帰国生入試の枠でも使えます。

つまり、タイ校に行ったからといって日本の大学の道が閉じるわけではありません。むしろ、英国、米国、日本の三つの選択肢を全部持ったまま高校3年生を迎えられる、ということです。


5. なぜ英国本校ではなくタイ校なのか

ウェビナーで視聴者の方から「英国本校ではなくタイ校を選ぶ理由は」という質問が出ました。コア氏の答えをまとめると、日本のご家庭にとっての理由は5つです。

理由1. 学費が英国本校の半分から6割

コア氏は「年間の費用は寮費込みで3万〜3万5千ポンド。英国本校の半分、多くても6割くらい」と言っていました。

実際の2025/26年度の料金表で確認すると、Year 12〜13でフルボーディングの場合、年間授業料が975,000バーツ、フルボーディングの寮費が470,300バーツ。合計で約1,445,300バーツです。これに昼食、軽食、必修の宿泊行事、IGCSEとA-Levelの試験料がすべて含まれています。

英国本校の55,056ポンドと比べると、確かに6割程度です。日本円にすると、英国本校が1,000万円超に対して、タイ校は650万〜700万円前後です(為替で変動します)。

なぜ安くできるのか。理由は三つです。

  1. 英国政府の20%VATがタイにはかからない
  2. 土地代と人件費がタイの水準
  3. それでいて、教員は英国出身、試験は英国と同じ、進学先も英国と同じ

「同じ先生、同じ試験、同じ進学先。でも値段は半分」。 コア氏はこう表現していました。

なお初年度は、入学申込金5,500バーツ、入学金200,000バーツ(寮生として3学期連続で在籍すれば返金される条件付き)、各種デポジット120,000バーツが別途かかり、初年度のキャッシュアウトは合計で約177万バーツです。EALの追加費用と週末の送迎バス代は別です。この「初年度の総額」を先に把握しておくことをお勧めします。

理由2. 東京から4〜5時間、時差2時間

英国は飛行機で12時間以上、時差は8〜9時間です。タイ校はバンコクまで4〜5時間、時差は2時間しかありません。

コア氏の言葉を借りると「日本にいるお母さんお父さんに電話したいとき、向こうが朝4時ということがない。夜6時に電話すれば、日本は夜8時」。1週間の休みや週末にも帰れます。

親御さんにとっては、何かあったときに翌日には駆けつけられる距離です。これは想像以上に大きいです。

理由3. 温暖な気候とアジアの環境

英国のラグビースクールは、寒くて雨の多い中でラグビーをします。タイ校は一年中温暖で、水泳、バスケットボール、バレーボールが盛んです。アジアの生徒には馴染みやすい環境です。

理由4. 寮での英語が24時間

これはウェビナーで私が「日本でも英語で学べるインターナショナルスクールが増えています。ボーディングの何が違うのですか」と聞いたときの答えです。

「寮生は一番幸運です。24時間、英語の環境にいるからです。授業で英語を学び、寮に戻っても英語、週末にジムに行ってもショッピングモールに行っても乗馬に行っても英語。ジムで運動すれば、その運動にまつわる英語を全部覚える。教室の中の英語ではなく、実生活の英語を身につけるので、卒業生は英語で話すことに極めて自信を持っています」

各寮には先生が家族と住んでいて、近くに住む複数の先生が夜の活動を手伝いに来ます。教室の外にある英語の量が、通学のインターとは桁違いです。

理由5. 2歳から入れる。10歳から寮に入れる

英国本校は13歳からですが、タイ校は2歳から受け入れます。今年も2歳と5歳の日本人のお子さんが、ほとんど英語ゼロで入ってきたそうです。小さいうちに入れば、英語の心配はほぼなくなります。


6. 入学審査。何を見られるのか

ウェビナーで聞いた入学の流れです。

  1. 問い合わせ
  2. 出願
  3. 学校見学(コア氏は「ぜひ来て、教室を見て、生徒と先生と話してほしい」と繰り返していました)
  4. アセスメント(学力テストと面接)
  5. 合格通知、または次のステップの提案

アセスメントの中身

  • 認知能力テスト(英国のトップ校が使うCAT4型と同じ形式。言語推理、非言語推理、数的推理、空間認識)
  • 数学
  • 一般知識
  • 英語(学年が上がるほど重要。低学年ならEALで補える)
  • 校長による面接(生徒本人と家族)

面接で聞かれるのは「何が好きか」「自由な時間に何をしているか」です。コア氏は「K-POPでも縄跳びでもフリスビーでも音楽でも、なんでもいい。学業に関係なくていい。何かに興味を持っていて、学校に何かを持ち込んでくれる生徒がほしい」と言っていました。

英語の基準はYear 12〜13で入る場合、EALのサポートを受けるとしてもCEFR B2(IELTSで5.5〜6.5相当)は必要です。高校からの入学は直前の準備では間に合いません。 逆に、低学年ならかなり柔軟です。

「上位10%だけを取るわけではない」

コア氏の審査の考え方がとても良かったので、そのまま書きます。

「学力は見ます。でも上位10%、20%だけを取るのではありません。私たちの哲学は『The Whole Person, The Whole Point(人間まるごとが大事)』です。Cの生徒をBにする、Bの生徒をAにする。それが私たちのやりたいことです。A*が保証された生徒だけを取る学校ではありません」

ただし、GCSEとA-Levelの学習量に耐えられるかは見ます。「ここで成功できる生徒かどうか」を判断します。

奨学金

学業、演劇、音楽、デザイン・テクノロジー、スポーツ、アートの各分野で、特に優れた生徒に対して学費の10%または20%を減免する奨学金があります。出願時に応募できます。「かなり難しい」とのことですが、挑戦する価値はあります。


7. ウェビナーで私が一番共感したこと

日本の受験は、いまだに入試の点数と偏差値で測られます。私がコア氏に「日本の点数中心の教育から来た生徒に、何か違いを感じますか」と聞いたところ、こういう答えでした。

「私たちは約50カ国から来る生徒を審査しています。教育の背景も家庭の背景も全部違う。だから私たちが本当に知りたいのは、その生徒がここで心地よく過ごせるか、ここで成功できる力があるか、です。国籍は関係ありません」

そして進路についても「その生徒にとっての成功は何か。それは生徒ごとに違う。ハーバードは特定の生徒と特定の分野のための特殊な場所です。その道が合っていて、力があるなら、私たちは助けます。実際にケンブリッジにも行っています。でもそれは一人一人別の道です」。

私がアルファジーニアスでいつも言っていることと同じです。

私は子どもの成長を「学ぶ脳×人を気遣う脳×世界に挑戦する脳」の掛け算で見ています。学力だけ高くても、人への優しさやリーダーシップがなければ東大止まりです。英語だけできても、学力がなければ「英語だけエリート」です。海外経験だけあっても、中身がなければ使いものになりません。三つの掛け算です。

ラグビースクールの「The Whole Person, The Whole Point」は、この考え方をそのまま学校の形にしたものです。8時から18時の長い一日、寮での共同生活、教科の専門家、300の課外活動、Year 3から始まる進路の対話。全部が「まるごとの人間」を育てるために設計されています。

そして結果として、オックスブリッジやアイビーリーグや医学部に「圧勝」で入っている。順番が逆ではないのです。人間を育てたから、大学に受かっている。


8. 日本のご家庭が押さえるべき5つのこと

ウェビナーの内容を踏まえて、私から現実的なアドバイスです。

1. 入る年齢を決める

大きく三つのパターンがあります。

  • 2〜5歳で入る:英語の心配はほぼなくなります。ご家族でタイに住むか、10歳まで通学が必要です
  • 10〜13歳で寮に入る:中学受験の代わりにこの道を選ぶご家庭が増えています。英語はまだ完璧でなくて大丈夫です
  • 15〜16歳で入ってA-Levelを取る:日本人生徒の典型的なパターンです。ただし英語はB2が必要で、準備期間が短いと厳しいです

どのパターンが合うかは、お子さんの性格、英語力、ご家族の状況で変わります。ここは一度、ご相談ください。

2. 英語を先に仕上げる

高校からの入学を考えるなら、中学の間にIELTS 6.0以上を目指してください。低学年からなら英検準2級〜2級の力があると審査が楽です。アルファジーニアスの英語特訓で、英検からIELTS、そしてA-Levelの英語まで一気通貫でやっています。

3. 認知テストと面接の準備をする

CAT4型のテストは「知識」ではなく「英語で指示を理解して論理的に考える速さ」を測ります。形式に慣れておくだけで結果が大きく変わります。面接は「失敗から何を学んだか」「チームにどう貢献したか」を英語で短く言える練習をしておきます。ここもアルファジーニアスで対策できます。

4. 日本の大学の道も残しておく

前に書いた通り、A-Levelがあれば東大PEAK、慶應、早稲田の英語プログラムや帰国生入試の道が開けます。「海外か日本か」ではなく「両方持ったまま高3を迎える」設計にしてください。

5. 費用は初年度総額で見る

年間の学費と寮費に加えて、初年度は入学金とデポジットで約32万バーツが上乗せされます。英国本校との比較だけでなく、「初年度にいくら出るか」「5年間でいくらか」を最初に計算しておくと安心です。


9. アルファジーニアスのボーディングスクールサポート

アルファジーニアスでは、英国、タイ、日本のボーディングスクール受験を、学校選びから入学後の大学出願まで一つの流れでサポートしています。

  • 学校選びの教育戦略アドバイザリー:お子さんの性格、英語力、ご家族の希望から「どの学校に何歳で入るか」を一緒に決めます。ラグビースクールのタイ校、日本校、英国本校、それ以外のTHE NINEやその他の名門校も含めて比較します
  • 英語特訓:英検からIELTS、A-Levelの英語まで。アルファ特訓の個別指導で一気通貫です
  • 入学審査対策:CAT4型認知テスト、数学、英語面接、保護者面接の準備
  • 出願書類:出願書類と推薦状の準備
  • 入学後の伴走:IGCSE、A-Levelの学習、科目選択、Med Socのような校内プログラムの活用
  • 大学出願:オックスブリッジ、アイビーリーグ、医学部、東大・早慶の英語プログラムまで。エッセイとパーソナルステートメントは、私とTJの2人で、一人一人の今までの人生と挑戦したいことをがっつり聞いて完璧に仕上げます

一緒にサポートするTJ(入住壽彦)は、住友商事からシカゴ大学Booth MBA、ゴールドマン・サックス投資銀行部門を経て、アルファアドバイザーズを創業した代表です。海外トップ大学の卒業生が、そのあとどういうキャリアを歩むのか。出口から逆算して学校選びをできるのが、アルファジーニアスの強みです。

ウェビナーの最後に、コア氏は「話だけでは伝わらない。ぜひ学校に来てください。教室を開けて、毎日何をしているか全部お見せします」と言っていました。私からも、アルファジーニアスの生徒さんと一緒に学校見学ツアーを企画したいと申し出ています。

「うちの子は何歳で、どの学校に入るのが一番いいのか」。まずはここからご相談ください。

お話できますこと心より楽しみにしております!

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アルファジーニアス | https://genius.alpha-academy.com/

2026/09/09 14:59:27
Emi Sakashita
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アドバイザープロフィール

坂下絵美(Emi Sakashita)
女子学院卒業後、東京大学に現役進学、東京大学薬学部・東京大学大学院薬学系研究科にて、脳機能・記憶・うつ等(海馬)の研究に従事。卒業後は製薬系企業での抗うつ薬等中枢神経系の新薬開発に従事。コロンビア大学大学院(臨床心理学専攻)にて認知行動療法や発達心理学等、うつや引きこもりに関する研究に従事。アルファ・アドバイザーズCOO、また脳科学、臨床心理学に基づくオンラインサポート「メンタルラボ」代表も務める。
幼少期には公文式で4学年先以上、小学校入学前に小学校4年までの算数をマスター、中学受験でも最高効率の勉強方法により最小の勉強時間(受験前日までテレビ鑑賞を満喫)で女子学院に合格、大学時代も塾講師、家庭教師として30名以上の生徒を御三家合格に導く指導力を持つ。東京大学で研究した脳機能・記憶のメカニズムをベースに、製薬企業では抗うつ薬の開発に携わり、さらにコロンビア大学大学院で臨床心理学を学び、認知行動療法や発達心理学の知見を深めている。脳科学と心理学の知見を活かし、一人ひとりの学習スタイルに合わせたパーソナライズされたプログラムを提供。まさにあなたの知能と思考、可能性を最大化する「学びのパートナー。」「最速で最高の結果を出す効率的な学び方」についてアルファ受講生から高い評価を得ている。

アルファ代表TJプロフィール
TJ:住友商事株式会社(主計部にて本社及び関係会社800社超の予算・決算・業績管理、IR業務に従事。米国住友商事(NY)における研修生として選抜(最年少)住友商事出資の米国電炉事業会社再生等に従事。プロジェクト・ファイナンス部にて、開発途上国におけるインフラストラクチャー・プロジェクト向け大型ファイナンス組成やジュピターテレコム向けファイナンス組成等に従事。欧米MBAプログラム派遣生に選抜)シカゴ大学ビジネススクール(MBA) 留学(ファイナンス、アントレプレナーシップ、オーガニゼーション・マネジメントを専攻)。シカゴ大学日本人会(The University of Chicago Japanese Association)ファウンダー。シカゴ大学ビジネススクール初の「JAPAN TRIP」企画・実行(その後毎年恒例となる)。ゴールドマン・サックス証券株式会社 投資銀行部門 勤務(メディア、消費財等分野における数々のM&Aアドバイザリー、資金調達(IPO含む)サポートに従事。プライベートエクイティ投資及び事業再生サポート業務に従事。)経済同友会 第四回起業塾 塾生(応募200名以上の中から、6名の塾生の一人に選抜。ハーバード、スタンフォード等欧米アジアトップMBA、大学院、大学、ボーディングスクール合格者多数輩出。三菱商事、マッキンゼー、ゴールドマン・サックス、ブラックロック、Google、BIG4コンサル/FAS、電通、トヨタ、三菱UFJ銀行、野村證券などトップ企業内定等の指導実績多数。TOEFL、GMAT、IELTS、GREの個別指導も徹底的にやりきる指導に定評あり。ゴールを設計し、ゴールを達成させるために比類ないクオリテイを求めることで高い評価を得ている。TJをアドバイザーにつけたいという依頼が殺到している。

2026/09/09 14:59:59

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